「。。。。さん。。。沖田さん」
アイマスクをはずすと妙が目の前にいた
「起きて下さい、昼の見回りの時間じゃないですか?
早く行かないと土方さんにどやされますよ」
そういって笑う
「あぁ、またやっちまった寝心地が良すぎますねぇ。姉さんの膝枕は」
「あら、アイマスクつけていたらどこでも同じじゃないんですか?」
そういって笑う
「そんなことありませんぜここは別格でさぁ」
そういうと彼女はおかしそうにまた笑った
「あ〜あ。姉さんが近藤さんと結婚してくれりゃ毎日でも膝枕してもらえるのに。。。」
「しませんよ」
彼女は優しく笑っていたがその顔には雁とした決意があった
「そりゃぁ残念でさぁ」
そういうと彼女は
「沖田さんが連れ去ってくれればいいじゃないですか」といって笑った
「考えときやす」
そういって志村邸を出た
門の前で思う
もし近藤さんの想い人だからってしがらみを俺の理性がちぎっちまったら
俺はどうしたらいいんでしょうかねと。。